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子供の頃から太っている人ほど痩せにくい?
肥満にも大別すると二つのタイプがあります。
脂肪細胞の数が増えているタイプと、脂肪細胞の数は正常者と変わらないのに、一つ一つのサイズが大きいタイプです。
前者は「過形成性肥満」と呼ばれ、乳幼児や子供に多く、後者は「肥大性肥満」といい、いわゆる中年太りによく見られるタイプです。

ダイエットなどで体重が減ると、中性脂肪も燃焼し、風船のようにふくらんでいた脂肪細胞はしぼみます。
しかし脂肪細胞は縮むことはあっても数が減ることはありません。
ですから、中年太りの場合はその気になれば案外痩せやすいのですが、小児期からの肥満は痩せにくいようです。

脂肪細胞には、中に中性脂肪を貯蔵して、エネルギー貯蔵庫の役割を果たす「白色脂肪細胞」と、体熱産生に関与し体温保持の役割をする「褐色脂肪細胞」の二つがあります。肥満に関係するのは前者のほうで、その数は成人で約250〜300億です。
白色脂肪細胞の一つ一つには「脂肪球」といわれる白い粒子が詰め込まれていて、この脂肪球こそが「中性脂肪」の正体というわけです。

脂肪細胞の数が多いまま成長し、その後さらに一つ一つの脂肪細胞のサイズも大きくなるタイプがあります。「連合性肥満」と呼ばれ、極めて高度な肥満体になり、成人で肥満度70%を超える人はほとんどはこのタイプです。
治療が最も困難で、近年10〜20代の若年層を中心に増加傾向にあります。

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